カワセミ、水中で餌取り 西宮・夙川に姿現す

2021/01/27 05:30

川の中へ飛び込んで、小魚を捕らえるカワセミ=西宮市宮西町

 鮮やかな青い羽で「空飛ぶ宝石」の異名を持つカワセミが、兵庫県西宮市の夙川沿いに姿を現している。川の中へ華麗に飛び込んでは木陰で一休みする愛らしい姿が、市民らにつかの間の癒やしを与えている。 関連ニュース 西宮市で新たに14人感染 新型コロナ 尼崎で女性4人の感染確認 新型コロナ 12日 西宮市の新規感染者、3カ月半ぶりゼロ 10月25日以来 新型コロナ

 カワセミは全長17センチ程度で、全国の水辺に生息し、寒冷地の個体は冬季に暖かい場所へ移動する。
 阪神香櫨園駅北側の川沿いでは、堤防のへりからカワセミが川の中をじっと見つめる。しばらくすると上空へ羽ばたいて、一気に急降下。水中に飛び込み、長いくちばしを器用に使って小魚を捕まえた。
 野鳥観察で訪れる近くの男性(61)は「初めて見たときはその美しさに感動した。コロナ禍で疲れることも多いが、懸命に生きる姿を見ると心が打たれる」と話していた。(風斗雅博)

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