
糸や布を使った作品を手がける韓国人美術作家ユ・ソラさん(33)=東京都=の個展「普通の日」が23日、アートスペース「あまらぶアートラボ」(兵庫県尼崎市西長洲町2)で始まった。家具や家電の模型を布や糸で包み込んだ立体物や、生活用品を平面状の布に糸で描いた作品が、何げない日々を想起させる。3月31日まで。
同ラボは、若手アーティストらの作品を積極的に発信している。ユさんはソウルの大学で美術を学び、2020年に東京芸術大学大学院彫刻科の修士課程を修了。近年は、真っ白な布と黒い糸を使って「日常」を表現することにこだわり、日韓両国で活動する。
この記事は会員記事です。新聞購読者は会員登録だけで続きをお読みいただけます。
