特産イチジク100%使用 限定ワインを8日から販売 川西

2021/02/07 05:30

発売されるイチジクのワイン「川西の朝露」=川西市役所

 兵庫県川西市特産のイチジクを100%使ったワイン「川西の朝露」が8日、市内の酒販店などで約3500本限定(720ミリリットル、税抜き1287円)で発売される。イチジクのほんのりとした香りとフルーティーな味わいが楽しめる。(伊丹昭史) 関連ニュース 「大平ワインを世界に広める」醸造所設立へ 生食ブドウ転用し耕作放棄から畑守れ、栃木 「梅酒は店で買うのが当たり前になる」 販売から15年、倒産寸前の「チョーヤ」を救った時代の転換 市場競争を勝ち抜いた本物の味 神戸ワイン40年、白鶴酒造が事業継承 4億円で譲渡契約 12月にも販売開始、来夏以降醸造へ

 同市は全国有数のイチジク産地で、朝に収穫した完熟のイチジクに「朝採りの恵み」と愛称をつけてPR。ワインにも加工している。
 今年は昨年に収穫された約1・9トンを使い、山梨県甲州市のワイナリー「マンズワイン」が製造した。
 ワイナリーの担当者は「良質なイチジクを納入してもらったおかげで、例年よりイチジク本来の色や独特の風味が強く出ている。イチジクそのものを食べているようなフレッシュなおいしさや香りを楽しんで」とアピールしている。
 宅配便による発送も受け付けているほか、川西市のふるさと納税の返礼品としても入手できる。
 JA兵庫六甲川西営農支援センターTEL072・757・3575

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