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負傷者らが思いを込めて制作した「空色の栞」=川西市小花1
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負傷者らが思いを込めて制作した「空色の栞」=川西市小花1

 尼崎JR脱線事故の発生から25日で16年になるのを前に、記憶の風化防止などを願う「空色の栞(しおり)」約5千枚が3日、完成した。事故の負傷者やその家族らが栞に青、水色のリボンを結びつけた。4日以降、阪神間のJR6駅に置かれる。

 負傷者や家族らでつくる「空色の会」が2009年から毎年続ける。これまでは乗降客らに手渡しでも配っていたが、コロナ禍の感染予防で昨年から置く形にした。今年は約5千枚のうち約3千枚をJRの三田、西宮名塩、宝塚、川西池田、伊丹、尼崎駅に置く。

 栞の絵は、1両目で重傷を負った団体職員の福田裕子さん(37)=兵庫県宝塚市=が手掛けた。16年前の事故当時の空を思い出させるような青色が印象的な水彩画で、まっすぐな道に2人の人影が立ち、ともに上半身は空に溶け込んでいる。

 福田さんは「それぞれが自分なりに心の中で折り合いをつけ、現時点での生活を大事にしている。それぞれが選び、今まで歩んできた道を表現したかった」とし、「栞として使ってもらい、個人個人が事故に思いをはせるきっかけになればうれしいです」と話した。(大田将之)

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