阪神

  • 印刷
伊丹市役所=伊丹市千僧1
拡大
伊丹市役所=伊丹市千僧1
加柴優美候補(共新)
拡大
加柴優美候補(共新)
藤原保幸候補(無現=自、公推薦)
拡大
藤原保幸候補(無現=自、公推薦)
川井田清信候補(無新)
拡大
川井田清信候補(無新)

 任期満了に伴う兵庫県伊丹市長選が4日、告示された。共産新人の元市議加柴優美氏(69)▽無所属現職の藤原保幸氏(66)=自民、公明推薦▽無所属新人の元県議川井田清信氏(66)-の3人が届け出て、8年ぶりの選挙戦に突入した。各候補者は5期目を目指す現職をどう評価するかや、大型公共事業の行方などを争点に市内で遊説し、有権者に支持を呼び掛けた。

 コロナ禍で迎えた選挙戦。各候補とも出陣式ではマスクやフェースシールドを着用し、有権者との握手は拳同士を合わせる「グータッチ」に代えて応じた。

 加柴氏は午前9時、党地区事務所(同市千僧6)で出陣式を開いた。宮本岳志元衆院議員がマイクを握り「コロナ禍から暮らしと命を守るための選挙だ」と力説。集まった支持者約50人から拍手が起きた。

 藤原氏は午前10時、三軒寺前広場(同市中央2)で第一声。井戸敏三知事や大串正樹衆院議員、市村浩一郎元衆院議員らが駆け付け、約400人が気勢をあげた。その後、街宣カーで市内各地を回った。

 川井田氏は同広場で午前11時に出陣式を開き、自治会関係者ら約200人が出席。娘で市議の川井田清香氏が司会を務め、選対本部長の新内竜一郎市議が「今こそ市民主体のまちづくりを」と呼び掛けた。(久保田麻依子、竹本拓也)

■候補者の第一声(届け出順)

□加柴優美候補(共新) 市営住宅の建て替えを優先

 市議として28年間市政をチェックし、市民の要望を届けてきた。この経験を生かしながら、市政を変えていくために全力で頑張る。

 社会保障費をこれ以上削らず、消費税を当面5%に減税するよう国に訴えていく。この点が他の候補者との決定的な違いだ。

 新型コロナ対策では、検査態勢の強化や暮らしへの支援策が乏しい。医療従事者らの待遇改善、事業者への家賃補助を実施する。

 市役所建て替えの話が進んでいるが、古い市営住宅の建て替えが優先だ。市は今後10年間建て替えない計画だが、住まいは人権だ。順次建て替えていく。

 中学3年までの医療費無償化も実現させる。年間予算で1億5千万円あれば十分可能だ。中学校での給食無償化へ道筋もつける。

 掲げた公約は、基金を計画的に使えば実現可能だ。市長に押し上げてもらいたい。

□藤原保幸候補(無現=自、公推薦) 病院再編で高度医療に対応

 当面の課題であるコロナ対策では、医療の重要性を再認識させられた。

 阪神北地域には、高度救急医療に対応する大きな病院がない。そこで市立伊丹病院と近畿中央病院を統合再編し、高度医療に常時対応できるよう整備する。国や県からの財政支援を受けながら、地域の中核病院として取り組んでいきたい。

 16年間の市政のモットーは「約束したことは実現する、見込みの立たない約束はしない」。その言葉通り、国に先立った幼児教育の無償化や安全安心事業などを実現してきた。

 人口減少社会の中、「住みたい街」として選ばれるよう、向こう4年間は、地域医療の充実に取り組む。

 決起集会や演説会などは自粛し不安がない訳ではないが、国、県の連携を大事にして地域を盛り上げていく思いを伝えていきたい。

□川井田清信候補(無新) 新庁舎の建設事業を見直す

 ミニ集会で市民の声を聞くと、現市長の長期政権へのおごりが浮き彫りになった。

 主な例が公立幼稚園の統廃合、市立伊丹病院と近畿中央病院の統合再編、そして市内にある共同利用センターの一部廃止だ。

 現市長は財政面の課題を理由に、市民の声を聞かずに統廃合を推し進めようとしている。地域コミュニティーの拠点として重要な共同利用センターは全て残し、施設整備のための基金を設ける。

 コロナ禍で財政が厳しい中、建設中の新庁舎には125億円もかけている。

 私はこれからの伊丹の財政状況を考え、市民にきちんと説明し、新庁舎建設事業を見直す。また、市長の退職金はゼロにする。

 長期政権では市民の声は届かない。市民に寄り添った市役所を取り戻し、市民との意見交換を大切にする市政を目指す。

立候補者動画と経歴はこちら

阪神
阪神の最新
もっと見る

天気(5月14日)

  • 25℃
  • 18℃
  • 0%

  • 27℃
  • 15℃
  • 0%

  • 27℃
  • 18℃
  • 0%

  • 29℃
  • 17℃
  • 0%

お知らせ