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宝塚市長選で初当選し、当選証書を受け取る山崎晴恵氏=宝塚市東洋町、市役所
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宝塚市長選で初当選し、当選証書を受け取る山崎晴恵氏=宝塚市東洋町、市役所

 中川市政の継承を訴えた山崎氏が、刷新を掲げた維新候補との激戦を制した。その差はわずか2ポイント。自らを支持したのとほぼ同数の市民が「転換」を求め、民意は割れている。新市長には、そうした意志を丹念にくみ取り、丁寧に施策を進めていく姿勢が必要だ。

 「歌劇のまち」として名高い兵庫県宝塚市だが、人口は減少局面に入り、目の前には多くの困難が待ち受ける。

 4年間で65億円もの収支不足が見込まれる財政。解消されない待機児童。いじめ、体罰が相次ぐ教育現場…。中川市長が解決できなかった課題に、まずは道筋をつけなくてはならない。

 山崎氏は知名度のない新人ながら、得票は2万8千を超えた。だが中川市長が2、3期目に得た4万超の票には遠く及ばなかった。

 一方、維新は惨敗した8年前から票を上積みした。維新候補が強く訴えた「宝塚の輝きが失われつつある」という危機感を、多くの有権者が共有している証しではないか。

 山崎氏には政治経験がなく、行政手腕は未知数だ。合言葉の「オープン」を胸に、多様な市民や市職員と手を携え、多くの知恵を集め、難局を打ち破ってほしい。(西尾和高)

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