春色の車窓5分の旅 川西・妙見山「妙見の森ケーブル」

2021/04/01 05:30

ケーブルカーの軌道周辺を彩る桜=川西市黒川

 ガタンゴトン-。ハイカーを乗せたケーブルカーが山頂に向かってゆっくりと進む。満開のソメイヨシノやエドヒガンが軌道沿いを彩り、まるで天上の楽園に延びる一筋の道。 関連ニュース 【写真】ケーブルの軌道周辺を彩る満開の桜 【写真】ケーブルカーの車内から桜を眺める乗客 5カ月ぶり「空の旅」再開に行列 須磨浦ロープウェイ【動画】

 兵庫県川西市黒川の妙見山で、麓と山上にある広場までの間を運行する「妙見の森ケーブル」。600メートルの距離を5分かけて移動する。
 冬季休業から明けて今シーズンの営業を開始した3月20日、例年よりも10日ほど早くすでに桜は咲き始めていた。
 周囲の山肌もところどころ桜色に染まり、里山は、今が春爛漫(らんまん)。(斎藤雅志、大田将之)
     ◆
 新型コロナウイルス禍で迎えた桜の季節。小型無人機(ドローン)で上空から見た阪神北部各地の風景を紹介します。

神戸新聞NEXTへ
神戸新聞NEXTへ