昨年に続き中止 伊丹の「まちなかバル」と「花火大会」
2021/04/19 05:30
伊丹市役所=伊丹市千僧1
兵庫県伊丹市は、5月22日に市内で予定していた「伊丹まちなかバル」と、8月の「いたみ花火大会」について、新型コロナウイルスの感染拡大などの影響を受け中止すると発表した。いずれも昨年に続く判断。
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市まちなかにぎわい課によると、飲食店を食べ歩きして楽しむ「まちなかバル」は2009年に始まり、毎年春と秋に開催。約100店が協力し、1万人が来場する人気のイベントだが、新型コロナの「第4波」到来や飲食店の時短要請などを受け、主催団体が4月上旬に中止を決めた。3回連続での中止となり、秋の開催については今後協議するという。
猪名川河川敷で約3500発を打ち上げるいたみ花火大会には、例年約7万人が来場する。今年はコロナの影響に加え、昨年から延期された東京五輪・パラリンピックの開催で警備員の確保が難しいことから、中止を決めた。同大会は昨年も東京五輪・パラの警備上の課題から中止していた。
阪神間では、川西市と大阪府池田市が主催する「猪名川花火大会」がすでに中止を発表している。(久保田麻依子)