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尼崎市上下水道庁舎から、押収した資料をトラックに積み込む兵庫県警の捜査員ら=14日午後、尼崎市東七松町2(撮影・吉田敦史)
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尼崎市上下水道庁舎から、押収した資料をトラックに積み込む兵庫県警の捜査員ら=14日午後、尼崎市東七松町2(撮影・吉田敦史)

 兵庫県尼崎市発注の水道事業を巡り高級財布2個を受け取ったとして同市水道建設課の男(26)らが逮捕された贈収賄事件で14日、市役所に県警の捜索が入った。同市職員が逮捕される贈収賄事件は30年以上なかったという。職員らは緊張した面持ちで業務を続け、出入りする市民らも不安げに捜査員らを見つめた。

 捜索は、建設課の男が勤務した上下水道庁舎と、本庁舎の2カ所で4時間続いた。午前10時、ダンボールを持った捜査員約20人が両庁舎に分かれて入り、建設課の男が使っていた机も調べると、市発注工事の関連書類などを約50箱分押収した。

 住民票の変更で市民課を訪れた会社員女性(23)は、14日から尼崎市民になるという節目の前日に事件が発覚したという。「一つあれば(不正は)氷山の一角なんじゃないかと疑ってしまう。驚くというよりは、不信感が募る」と眉をひそめた。

 会社員男性(64)は「不正をするかどうかは個人の規範意識の問題」としつつ「組織のチェック機能はもっと強化した方がいい」と注文を付けた。

 市幹部の男性は13日午後にニュースで事件を知り、入札情報の取り扱いについて職員にあらためて注意を促した。ショックを受けている管理職は多いという。

 「公務員がお金で買われるとなると公平な社会が成り立たない。捜索の様子を市民に見られているということだけで信頼は著しく損なわれた」と唇をかんだ。(竹本拓也、村上貴浩)

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