甲子園で愛の“プレイボール”　ウエディング写真を撮影、元球児「一生の思い出」

　阪神甲子園球場（兵庫県西宮市甲子園町）で２３日、新郎新婦が結婚記念にグラウンドなどで写真を撮る「ウエディング　フォトサービス」があった。２８日の本格開始を前にした招待イベントで、公募で選ばれた大阪府藤井寺市の堀北勇人さん（２７）と麻由さん（２７）が、新たな人生の“プレイボール”として撮影に臨んだ。（斎藤雅志） 関連ニュース 【写真】ファーストバイトならぬファーストキャッチボールをする新郎新婦 【写真】球場の外周でバットとグローブを持ち、撮影に応じる新郎新婦 【写真】撮影のためグラウンドに入り笑顔の新郎新婦

　同球場がプロ野球や高校野球のシーズン以外でも、球場ににぎわいをつくろうと企画。神戸市中央区の写真スタジオ「レック　ラヴィ・ファクトリー」のスタッフが撮影を担当した。
　勇人さんは元高校球児で甲子園大会の出場経験があり、麻由さんは高校野球部のマネジャーをしていた。野球が縁で結ばれた２人にとって球場はあこがれの場所。グラウンドでは祝福メッセージが表示されたバックスクリーンを背に、満面の笑顔で写真に納まった。
　２人はコロナ禍で結婚式や披露宴を自粛したといい、勇人さんは「こんな形でもう一度甲子園に立つことができて、ものすごくうれしい。２人の一生の思い出になった」と話した。
　２８日分の申し込みは既に締め切った。今後の応募はレック　ラヴィ・ファクトリーＴＥＬ０７８・３２１・００２２