宝塚・県議補選 組織戦及ばなかった橋本氏

2021/05/23 23:55

橋本成年氏

 23日に投開票された兵庫県議宝塚市選挙区補欠選(欠員2)は、維新元職の門隆志氏(54)と自民新人の元市議風早寿郎(かざはやひさお)氏(43)=公明推薦=が当選し、立憲民主の元市職員橋本成年(なるとし)氏(45)=国民、社民推薦=は一歩及ばなかった。 関連ニュース 甲子園球場がある西宮市 「西宮」が付く駅がやたら多かった 4駅連続の「西宮」の鉄道路線も 西宮地方卸売市場新装オープン「活気と魅力ある市場に」 大屋根が特徴、休場日はイベント広場に <すみれ 光と影-宝塚歌劇団員死亡の衝撃>(上)舞台裏、過密スケジュールと過重労働

 投票率は28・71%と、1998年に県知事選と同時にあった同選挙区補欠選(欠員2)より6・52ポイント下がった。

 「市民と政治の橋渡しに挑戦する」と強い思いを抱いて立候補した。橋本成年氏は国民、社民の推薦や連合兵庫の支持を取り付け、組織戦を展開した。
 22年の市職員としての行政経験をアピール。中学校部活動の見直し、教員の働き方改革などを訴え続けたが、届かなかった。
 事務所に現れた橋本氏は支援者らに深々と頭を下げた。(西尾和高、浮田志保)

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