宝塚・県議補選 当選の新人風早氏「国や県との関係構築」
2021/05/23 23:50
初当選を喜ぶ風早寿郎氏=宝塚市山本野里1
23日に投開票された兵庫県議宝塚市選挙区補欠選(欠員2)は、維新元職の門隆志氏(54)と自民新人の元市議風早寿郎(かざはやひさお)氏(43)=公明推薦=が当選した。
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投票率は28・71%と、1998年に県知事選と同時にあった同選挙区補欠選(欠員2)より6・52ポイント下がった。
「みなさんの支援を力にして、9日間戦い抜くことができた」。歓喜に包まれた事務所に姿を現した風早寿郎氏は、支援者らに肩をたたかれると、満面の笑みを見せた。
兵庫県宝塚市長選に立候補した元職の後継として立候補した。議員活動をする中、「市だけで解決できる問題は少ない」と実感した。「市と県、国の信頼関係をしっかりと構築したい」と県議への“くら替え”を決めた。衆院議員秘書などの実績をアピール。優先課題として、コロナ対策や待機児童の解消、いじめ問題などが相次ぐ学校改革を挙げる。
支援者らと握手し、喜びをかみしめる風早氏。「宝塚が発展するよう県政に働き掛けていきたい」と語った。(西尾和高)