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特殊詐欺啓発の言葉が書かれた御朱印帳のための「挟み紙」=尼崎市西本町6、貴布祢神社
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特殊詐欺啓発の言葉が書かれた御朱印帳のための「挟み紙」=尼崎市西本町6、貴布祢神社
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特殊詐欺啓発の言葉が書かれた御朱印帳のための「挟み紙」=尼崎市西本町6、貴布祢神社

 特殊詐欺の被害を防止するため、兵庫県尼崎市内の三つの警察署と県神社庁尼崎支部が協力して、御朱印帳に挟む「挟み紙」を制作した。御朱印を押した後にインクがにじむのを防ぐための紙で、市内23カ所の神社で配っている。御朱印巡りは高齢者をはじめ、若い世代でも流行しており、市内の寺社では新型コロナウイルス禍でも参拝者が途絶えないことに着目したという。

 言うな(暗証番号を)

 渡すな(キャッシュカードを)

 信じるな(お金の話を)

 挟み紙には、そんな覚えやすい言葉を警官のイラストと一緒に記して特殊詐欺撲滅を訴えている。

 「神社で『信じるな』という言葉はインパクトがあっておもしろい」と貴布祢神社(西本町6)の江田政亮(まさすけ)宮司(52)。県神社庁尼崎支部長として市内の神社にも協力を呼び掛け、こう畳み掛ける。

 「神様は信じても、お金の話は信じないように啓発していきます」

 高齢者を狙ったオレオレ詐欺や架空請求詐欺などの特殊詐欺被害は全国で後を絶たない。

 尼崎南署生活安全課によると、尼崎市内でも今年1~4月、34件の被害が確認された。前年同期15件の倍を超え、被害額は約2900万円に上っている。

 同課によると、市内では特に市役所や金融機関の職員を名乗って「医療費の還付金がある」などと電話でだます「還付金詐欺」が目立っている。詐欺グループは「期限が迫っている」「今なら手続きできる」といった言葉で相手を焦らせ、信用させる。また、昨年からコロナ禍で日中に自宅で過ごす高齢者が増えたことも被害増の一因になっているとみられる。

 同課は「コロナ禍で啓発イベントは難しいが、知恵を絞って被害防止を呼び掛けていきたい」としている。(村上貴浩)

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