鉢巻き、うちわ…応援グッズが続々登場 スタンドから選手にエール

2021/07/30 05:30

応援用のうちわやミニフラッグ。鉢巻きには選手が「最高の応援頼むで」「絶対勝つ」などとメッセージを記した=ほっともっとフィールド神戸(撮影・大田将之)

 鉢巻き、うちわ、ミニフラッグ、横断幕…。全国高校野球選手権兵庫大会で関西学院(兵庫県西宮市)が勝ち上がるたび、応援席にはエールを届けるためのグッズが続々と登場した。 関連ニュース 玉井入賞、うちわで祝福 地元の子どもらTV観戦 東京五輪男子高飛び込み 五輪男子高飛び込み 玉井陸斗君、ガンバレ 地元住民が特製うちわで応援 来春センバツは3月18日開幕 例年通り32校出場へ

 コロナ禍で声を出すことが制限される中、応援団とマネジャーが知恵を絞り、5回戦以降、毎回違うものを手作りし選手の活躍を願った。試合前にはメッセージ動画も作って鼓舞した。
 勝つたびに球場から材料の調達に直行。次戦まで1、2日間しかない中、教室で協力して仕上げた。決勝戦ではえんじ色の横断幕が登場し「感動をありがとう 掴み取れ甲子園」の文字が躍るように揺れた。
 マネジャーの3年川瀬智恵理さんは、作りながら選手たちとの3年間を思い出したという。「みんな、体も心もすごく大きくなって…。こんなにすてきな舞台に連れてきてくれて幸せです」と目をうるませた。

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