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ダム放流口の真上にある橋廊で演奏するトロンボーン奏者の藤原功次郎さん(動画から)
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ダム放流口の真上にある橋廊で演奏するトロンボーン奏者の藤原功次郎さん(動画から)
ダム周辺に植えられた桜(動画から)
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ダム周辺に植えられた桜(動画から)
渇水の影響を伝える(動画から)
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渇水の影響を伝える(動画から)
洪水時の職員の業務を知らせる(動画から)
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洪水時の職員の業務を知らせる(動画から)

 大阪・阪神間の水がめで知られる兵庫県川西市の多目的ダム「一庫(ひとくら)ダム」の役割や魅力を知ってもらおうと、管理する独立行政法人が、オリジナル動画を投稿サイト「ユーチューブ」で発信している。タイトルは名付けて「ひとくらダムミッション」。ドローンを使った空撮や音楽、グラフィックスを駆使して、普段知ることのできないダムの姿を伝える。(村上貴浩)

 独立行政法人「水資源機構一庫ダム管理所」の職員らが今年3~9月、防災や渇水の影響、環境保護などをテーマに数分ずつ計5本の動画を作って投稿した。

 作品「響」は、川西市ゆかりの世界的なトロンボーン奏者藤原功次郎さんが、勢いよく水を吐き出すダム放流口の真上に立って行進曲「威風堂々」を奏でる。その姿を空から捉え、「ダム湖百選」にも選ばれた周辺の絶景を映しだす。

 「一庫ダムでの演奏は、海外の石造りコンサートホールの響きを感じさせる」と藤原さんのコメントを添え、コロナ禍で働く医療従事者にエールを送った。

 他にも「挑む渇水」は、疾走する巡視船から見る湖内の風景を映しながら、雨量減少による渇水状況をグラフで示し、職員の観測作業や、取水制限の仕組みを解説する。さらに河川の洪水調節機能を紹介する「挑む防災」、河川の生態環境を守る取り組みを伝える「鮎(あゆ)」、ダム周辺の自然保護活動をPRする「桜」…。

 一庫ダムは1968年から約16年かけて猪名川流域に建設。戦後の経済成長で中流の川西、宝塚市や下流の尼崎市が急速にまちとして発展し、洪水や水不足に対応することが目的だった。現在、大阪府の池田市、豊能町、兵庫県の尼崎、西宮、伊丹、宝塚、川西市、猪名川町に1日約60万人分の水道水を届けている。

 同管理所の中原忠義所長(57)によると、ダムは生活の根本に関わるものでありながら、役割や業務があまり知られていないという。「近年の異常気象で豪雨や渇水が頻発している中で、ダムの役割がより大切になっている。動画を見て重要性を知ってもらいたい」と力を込めた。

 管理所のホームページから見ることができる。

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