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伊藤若冲の色彩表現を見事に再現した西陣織作品が並ぶ会場=西宮市川添町、市立市民ギャラリー
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伊藤若冲の色彩表現を見事に再現した西陣織作品が並ぶ会場=西宮市川添町、市立市民ギャラリー
白色に見える作品も、近くで見ればたくさんの糸で織られていることが分かる
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白色に見える作品も、近くで見ればたくさんの糸で織られていることが分かる

 江戸時代中期、京都で活躍した絵師、伊藤若冲(じゃくちゅう)の作品を西陣織で再現する「西陣美術織」の巡回作品展が、兵庫県西宮市川添町の市立市民ギャラリーで開かれている。髪の毛の半分ほどの太さの糸を13~15色使い、縦に2700本、横に1万5千本織った作品約50点が並ぶ。繊細な糸が織りなす立体美、光沢感が楽しめる。19日まで。(浮田志保)

 「西陣美術織 若冲全国巡回展実行委員会」が2016年の伊藤若冲生誕300年などを記念して企画。12年から現在まで150カ所以上を巡回している。作品は西陣美術織工房(京都市)の職人が創作。一つの作品に26人が関わり、3年半から4年かけて完成させた。

 仏画を見た若冲が感動し、原画を模写して色彩豊かに描いた「釈迦(しゃか)如来像」をはじめとする「釈迦三尊像」などの掛け軸が展示。若冲の代表作「群鶏図(ぐんけいず)」はたくさんのニワトリが描かれ、地面の草だけが斜め上から見下ろした視点で捉えられており、不思議な印象を与える。6羽の鶴を描いた「梅花群鶴図(ぐんかくず)」では、羽などが一本一本の線で緻密に表現されている。

 同工房の吉村昌人さん(50)は「どれだけ細かく、丁寧に織っているかを見てほしい。西陣織の魅力を再確認してもらえると、うれしい」と話す。

 無料。午前10時~午後4時。市立市民ギャラリーTEL0798・33・1666

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