金運招く!?招き猫貯金箱 尼信博物館に160点
2021/09/20 05:30
さまざまな表情をした招き猫の貯金箱が展示される会場=尼崎信用金庫世界の貯金箱博物館
「招き猫の日」の29日を前に、モチーフにした貯金箱約160点が、兵庫県尼崎市西本町北通3の尼崎信用金庫世界の貯金箱博物館で展示されている。右手を上げる招き猫は「財」を、左手を上げるのは「客」を招くとされ、さまざまな表情や色合いの貯金箱が並び、入館者を楽しませている。
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1995年、招き猫の愛好家団体「日本招猫倶楽部」(事務局・群馬県)が9月29日を語呂合わせで「来(く)る福(ふく)」と読んで「招き猫の日」とした。同館は毎年この日に合わせ、収蔵品の中から選んで貯金箱を紹介している。
会場には、信楽焼や張り子などの貯金箱がずらり。にっこりとほほ笑む愛らしい姿や、厄よけとして真っ赤な色の招き猫が並ぶ。「票を集める」との意を込めてヒョウ柄にデザインされたユニークなものもある。
友人と訪れた女性(25)=兵庫県三木市=は「招き猫のいろんな表情が楽しめる」と話していた。29日まで。無料。午前10時~午後4時。月曜と祝日休館。同館TEL06・6413・1163
(西尾和高)