えべっさん、迎春へ準備 すす払いや「逆さ門松」設置 西宮神社

2021/12/28 05:30

ササなどを使って本殿のすすを払う神職ら=西宮神社

 えべっさんの総本社「西宮神社」(兵庫県西宮市社家町)で27日、迎春準備のすす払いと「逆さ門松」の設置があった。 関連ニュース 十日えびす、何で大マグロに硬貨を張るの? 参拝客が始め、関西一円へ かつては花街…今は年に1度、えべっさん時だけにぎわう お風呂掃除ちょっと待って  ブラシやスポンジを使い分けピカピカに!アイテム選びが仕上がりを左右

 すす払いでは神職らが長いササなどを使って本殿や拝殿のほこりを落とした。一方で、えびす様に葉先が当たらないように松を逆さにした「逆さ門松」は高さ約10メートルにもなり、三田分社(同県三田市三田町)の氏子らが手作業で丁寧に仕上げた。
 西宮神社は1月11日まで参道の様子をインターネットでライブ配信しており、「混雑を避けて、安心安全にえびす様の福を受け取ってほしい」としている。(斎藤雅志)

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