サッカー堂安選手「子どもたちの笑顔にお返ししたい」 地元の児童養護施設へバスケゴールや机など贈る
2021/12/30 05:30
サッカーW杯最終予選で日本代表としてプレーする堂安律選手=パナソニックスタジアム吹田
兵庫県尼崎市出身のプロサッカー選手、堂安律選手(23)が、子ども用の机や遊び道具を児童養護施設「尼崎学園」(神戸市北区)と「子供の家」(尼崎市若王寺3)に寄付した。堂安選手の代理人として兄の憂さん(26)が尼崎市役所を訪れ、稲村和美市長らに目録を手渡すなどした。(村上貴浩)
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堂安選手は市立小田南中学校(現小田中学校)を卒業。2015年に16歳の若さでプロデビューしてからは日本代表でも中核選手として活躍し、現在はオランダ1部リーグ「PSVアイントホーフェン」でプレーしている。
地元の子どもたちに笑顔になってもらいたいと、昨年に続き寄付した。今年は施設側から要望があった机やタンス、バスケットゴールなどを贈った。
堂安選手は先日、試合中に顔の骨を折るけがをしたという。市長は「大丈夫ですか?」と聞くと、憂さんは「最初は痛みで落ち込んでいましたが、今は調子も良く、生き生きとプレーしています」と笑顔で答えた。
また、憂さんは「(堂安選手は)直接子どもたちの顔を見たかったと話していた」といい、「いつも自分たちが子どもたちの笑顔に力をもらっている」と話した。