兵庫県の阪神間の小中学校や高校で２１日、新型コロナウイルスの感染者が出たとする発表が相次いだ。詳細は以下の通り。

　◆尼崎市立中でクラスター　尼崎市は２１日、市立南武庫之荘中学校で１１日以降、生徒２３人、教職員２人の計２５人が陽性となり、クラスター（感染者集団）が発生したと発表した。１１日に認定した同校のクラスターとは別という。

　市内の幼稚園でも１６日以降、園児１９人、職員２人の計２１人の陽性が判明し、市はクラスターと認定した。

　◆西宮・小中高２３校で学級閉鎖　西宮市立の小中学校２２校と西宮高校は２１日、新たに児童生徒や教員の感染が判明したため、関係する学級を臨時休業した。市立建石保育所も園児の感染が判明し、２１日から臨時休園に入った。

　◆芦屋・３小学校で学級閉鎖　芦屋市教育委員会は２１日、山手小学校と岩園小学校、精道小学校で児童計４人の感染が判明したため、在籍する計４学級を閉鎖すると発表した。山手小２年、５年の各１学級は２１日から、岩園小３年と精道小１年の各１学級は２２日から。再開時期は保健所の調査を踏まえて決める。

　◆川西の２高校で学年閉鎖　県教育委員会は２１日、川西明峰高校と川西北陵高校で生徒の感染が確認されたため、両校の１年生を学年閉鎖すると発表した。期間は川西明峰高（１１人感染）が２１～２５日。川西北陵高（７人感染）が２２～２６日。

　◆猪名川町立中が学級閉鎖　猪名川町教育委員会は２１日までに、同町立中学校で生徒１人が感染したため、在籍する学級を２４日まで閉鎖すると発表した。

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