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人形芝居「西宮戎舞」を練習する浜脇中の生徒ら=5月26日、西宮神社(武地さん提供)
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人形芝居「西宮戎舞」を練習する浜脇中の生徒ら=5月26日、西宮神社(武地さん提供)

 人形回しの芸能継承に取り組む兵庫県の西宮、南あわじ両市の中学生が出演するイベント「西宮・浜脇のふるさとづくり『えびすかき』から『人形浄瑠璃』へ」が4日、西宮市浜脇町の浜脇小学校で開かれる。西宮は人形浄瑠璃のルーツとも言われる「えびすかき」が生まれた地。新型コロナウイルス感染拡大に伴う中止やオンライン開催を挟み、3年ぶりに上演する。

 浜脇地区はえびす信仰の総本社・西宮神社の門前町として発展。室町時代からくぐつ師たちが住み、首から提げた箱の中でえびす人形を操る「えびすかき」を全国で演じて回り、人形浄瑠璃の源流になったとも言われる。

 西宮のえびすかきは明治時代に途絶えたが、市民が2006年に「人形芝居えびす座」を結成し、現代風によみがえらせた。催しは地域の文化を継承しようと09年に始まり、12年からは地元・浜脇中の生徒たちが出演している。

 生徒会9人が披露する人形芝居「西宮戎舞(えびすまい)」は、淡路に伝わる戎舞をアレンジした演目。3人一組でえびすと庄屋の人形を操るほか、太鼓や口上を担当する。生徒たちは市民グループ「西宮戎舞研究会」の手ほどきを受け、5月初旬から4回の練習に取り組んだ。

 南あわじ市からは、南淡中学校の郷土芸能部が訪れ、淡路人形浄瑠璃の「壺坂観音霊験記 山の段」を披露する。ほかに人形芝居えびす座がえびすかき「えびす舞」を、県立西宮高校のグループ「爛漫(らんまん)」が和太鼓・獅子舞を上演する。

 実行委員会事務局の武地秀実さん(66)は「若い世代のアイデンティティーを育む取り組み。ぜひ見に来てほしい」と話した。午後1~3時。予約不要で無料。定員250人。えびす座TEL0798・39・1723

(山岸洋介)

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