宝塚の観光大使「サファイア」に関学大の2人 第11期、「笑顔と明るさ振りまき、観光PRしたい」

2022/11/06 15:30

第11期観光大使「リボンの騎士『サファイア』」に選ばれた河西美帆さん(左)と中之薗佳純さん=宝塚市立手塚治虫記念館

 宝塚市の第11期観光大使「リボンの騎士『サファイア』」の任命式が同市武庫川町の市立手塚治虫記念館であった。選ばれたのは市内に住む関西学院大学の3年河西美帆さん(21)と1年中之薗佳純さん(19)。原則1年間(最長2年)、イベントに参加しながら交流サイト(SNS)などを活用し、歌劇のまちの魅力を全国へ発信する。 関連ニュース 【写真】宝塚市の観光大使「サファイア」 10代目の2人が決定 アトム、サファイア…“主役”たちが脇役の作品展 手塚漫画紹介 宝塚 【写真】9代目の「サファイア」


 観光大使は、同市などが18歳以上(高校生以外)を対象に6~7月に公募し、男女53人から応募があった。元タカラジェンヌらが面接などで、同市ゆかりの漫画家手塚治虫(1928-89年)が宝塚歌劇の影響を受けて描いた「リボンの騎士」の主人公のイメージにふさわしい2人を選んだ。
 任命式は3日にあり、第10期サファイアの御手洗菜々さんと阪上雅日さんから2人にサファイアの帽子が引き継がれた。河西さんと中之薗さんは宝塚市で生まれ育ち、サファイアの活躍をよく見ていたため、憧れを抱いていたという。
 河西さんは「いろんな人から気軽に声をかけられるように頑張っていきたい」。中之薗さんは「笑顔と明るさを振りまき、宝塚市の観光をPRしたい」と決意を新たにした。(西尾和高)

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