日中国交50周年記念の演奏会　８月６日、神戸文化ホール　歌劇「夕鶴」など多彩に

　日本と中国の国交正常化５０周年を記念する演奏会が８月６日、神戸文化ホール（神戸市中央区）で開かれる。神戸中華同文学校の生徒たちによる二胡や楊琴などの演奏、歌劇「夕鶴」の上演といった多彩なプログラムで、半世紀の節目を祝う。 関連ニュース 中国伝統芸能「変面」に魅了され　挑む、神戸の女子中学生　15日に初の日本大会＜灘区　推し担出稿＞ 神戸中華同文学校、華僑教育支え１２０年　鳳蘭さんら輩出…戦禍、震災越え「中日友好の架け橋に」 「日中の懸け橋に」友好願い歌集にルビ振った元音楽教師　半世紀の合唱指導、きっかけは国交正常化

　神戸市を拠点に活動するＮＰＯ法人国際音楽協会（張文乃理事長）が主催。
　夕鶴は、武庫川女子大名誉教授の坂本環さんらが主演。須磨ニュータウン少年少女合唱団やアンサンブル神戸のメンバーが出演する。また５０年前、国交を結んだことを機に創設された国際合唱団の有志もステージに立つ。
　兵庫県無形文化財に指定されている大蔵谷獅子舞の保存会と、神戸華僑総会舞ぶ獅し隊たいなどの競演もあり、会を盛り上げる。
　午後１時半開演。一般３千円、中学生以下１５００円。問い合わせは同協会ＴＥＬ０７８・３９２・２７１１（新開真理）