岡本の本山街園 「都会のオアシス」バラ300株 6月上旬まで見頃
2022/05/24 17:24
満開を迎えた本山街園のバラ=神戸市東灘区岡本2
赤や黄色、白にピンク…。神戸市東灘区岡本2の本山街園で色とりどりのバラ300株が満開を迎えている。6月上旬ごろまで品種が入れ替わりながら楽しめそうだという。
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同園は、1963年に神戸の東西をつなぐ山手幹線の整備に合わせて、神戸市がバラを植樹したのが始まり。79年までは「神戸バラ協会」が維持管理していたが、その後は神戸市が担っている。
市東部建設事務所によると、同園を彩るのは約30品種。花の中心に向かってクリーム色からピンクに色づく「ピエール・ドゥ・ロンサール」に深紅の「熱情」や、香り高い「シャルル・ドゴール」、純白の「ファビュラス!」など、目でも鼻でも楽しめる。
園内には、アーチ状に配置した「バラのトンネル」や、くつろげるベンチもある。山手幹線沿いのにぎやかな街中にポツンと現れる「都会のオアシス」に、通りがかった人たちが写真を撮りながら笑顔で大輪をめでている。
同事務所の担当者は「通勤・通学途中などに見て、癒やされてもらえたら」と話している。(綱嶋葉名)