六甲ライナーで「たなばた列車」 7月7日まで 車窓に小学生の短冊も

2022/06/23 18:02

ヘッドマークを着けて運行を始めた「ひこぼし号」=23日朝、六甲ライナー住吉駅

 神戸新交通(神戸市中央区)は23日、東灘区を走る六甲ライナー全線で「たなばた列車」の運行を始めた。住吉-マリンパーク駅間で7月7日まで、イラスト入りのヘッドマークを着けた「おりひめ号」と「ひこぼし号」各1編成を走らせる。  関連ニュース 奥谷氏が立花氏を刑事告訴 兵庫県議会百条委委員長 SNSなどで虚偽内容を投稿、事務所前の街宣には被害届提出 マリンピア神戸、売上高1.5倍狙う 26日に再オープン 人工ラグーンで体験型イベント充実 巡査が無断欠勤で東京ディズニーランドへ 兵庫県警が処分 借金400万円「お金の指導が嫌になった」

 地域交流の一環で六甲アイランドCITY自治会が提案し、2008年度に始まった取り組み。同自治会が主催し、神戸新交通が協力する。
 新型車両「3000形」を使用。1編成ずつ、それぞれ先頭車両におりひめ、ひこぼしのイラストが描かれた円形のヘッドマークを張り出す。車内には島内全3小学校(六甲アイランド小、向洋小、高羽六甲アイランド小)の2年生児童計約220人が願い事を書いた短冊を、乗客が字を読めるように窓ガラスに掲示する。
 神戸新交通の担当者は「地域の皆さまとの連携、交流を深めながら、より一層六甲ライナーに親しんでいただく機会にしていきたい」と話している。
 おりひめ号とひこぼし号の時刻表は神戸新交通のホームページ(https://www.knt-liner.co.jp/)に掲載している。(井上太郎)

→「東灘区のページ」(https://www.kobe-np.co.jp/news/higashinada/)

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