本山南中1年の2人 卓球で近畿大会へ 中学総体、県で8強入り コンパスクラブ神戸所属

2022/08/04 16:58

近畿中学総体に臨む(左から)中川灯さんと朝生結夢さん(提供写真)

 神戸市東灘区甲南町3にある卓球教室「コンパスクラブ神戸」に所属する本山南中学校の1年生2人が兵庫県中学校総合体育大会で8強入りし、5日に奈良県で始まる近畿大会の舞台に臨む。 関連ニュース 平野、卓球最高峰中国リーグ参戦 パリ五輪女子代表 優勝の戸上隼輔「次は五輪の金」 世界卓球日本代表が会見 兵庫県高校総体が佳境、17競技で熱戦へ 6~8日、最後の集中開催

 あそさん(13)と中川ともさん(13)。コンパスクラブでは週6日、主に夜の2~3時間、練習を積み重ねている。
 7月下旬に南あわじ市で行われた県大会で、朝生さんは女子個人の部でベスト4に、中川さんはベスト8にそれぞれ入り、近畿への切符をつかんだ。
 前陣で速攻型のプレーを得意とする朝生さんは、県大会でも自ら積極的に打ち込んでいくスタイルを貫いた。中川さんはフットワークを使いながら、スピンがかかった球を打てる強みを十分に発揮した。
 2人が敗れた相手はいずれも3年生。上々の結果とも言えるが、勝負どころでのミスを減らすため、2人は大会後もストイックにラケットを握っている。
 近畿大会は、各府県大会の8強がトーナメントで争う。朝生さんは「1点、1セット、1勝を大事にし、自分の力を出し切る」と気合十分。中川さんは「強い選手がたくさんいるので、自分から攻める、向かっていく強気なプレーをする」と意気込む。そろって北海道で行われる全国大会への出場を目標に掲げる。
 コンパスクラブ神戸からは、西宮市立浜脇中3年の長谷川そうさん(15)=県中学総体男子個人の部準優勝=も近畿大会に出場する。(井上太郎)

→「東灘区のページ」(https://www.kobe-np.co.jp/news/higashinada/)

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