姫路

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ペースセッターを務め、完走したランナーをねぎらう渡邊直樹さん(右)=姫路市本町(撮影・風斗雅博)
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ペースセッターを務め、完走したランナーをねぎらう渡邊直樹さん(右)=姫路市本町(撮影・風斗雅博)

 絆の力がランナーの背中を押した-。東日本大震災で被災した小学生らを初めて招き、開かれた第3回の「世界遺産姫路城マラソン」(神戸新聞社など共催)。「ありがとう」「忘れないで」。会場は被災地の思いであふれ、復興支援などに携わったランナーらは絆の大切さを改めてかみしめ、走り抜けた。

 3時間台で完走を目指すランナーの目安となるペースセッターを、初めて務めた兵庫県姫路市の国家公務員渡邊直樹さん(35)は「走ることで被災地を応援したい」と思いを強くした。

 6年前の東日本大震災発生時、埼玉県で仕事の研修中に震度5の揺れを経験した。「揺れが続いて怖かった」と振り返る。

 2カ月後、職場の同僚3人と宮城県南三陸町でボランティアに参加。津波に襲われた民家の泥出しに取り組んだ。がれきだらけの被災地の光景は今も頭を離れない。

 記録を伸ばし、ようやく念願のペースセッターとなった姫路城マラソン。同県石巻市の小学生らも2キロを走ることを知り、「ランナーや応援する人に被災地を思い出してもらえる」と喜んだ。

 一緒に走るランナーとの一体感に感動し、つながりの温かさを感じて駆け抜けた3時間。「東北の大会でも走って、被災地に元気を与えたい」と力を込めた。(宮本万里子)

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