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 兵庫県中播磨消費生活創造センターは、2016年度上半期(4~9月)に若者らを狙った消費トラブルの実態をまとめた。苦情相談は235件あり、このうちインターネット関連が約3割を占めた。同センターは「毎年、手口が巧妙化しており、ネット上の甘い言葉には乗らないで」と注意を呼び掛けている。(木村信行)

 同センターによると、若年者(29歳まで)が契約当事者となる苦情相談は235件で、全体(1974件)の約1割を占めた。

 ネット関連は71件に上り、うち40件がアダルトサイトを巡るトラブル。ワンクリック詐欺や、身に覚えのないサイトからの不当請求が目立った。ゲームやアニメのサイトからアダルトサイトに誘導され、登録してしまうケースもあった。

 一方、急増しているのが詐欺まがいのアルバイトの誘いだ。「携帯電話の名義貸しに協力すれば1台2万円」など、ネット上の呼び掛けに応じ、「5台契約して10万円もらった」と評判になっているケースも。ただ、電話は何に使われているか分からず、高額の通信料を請求されたとの相談が相次ぐ。

 アパートなどの賃貸契約にまつわるトラブルも18件と多かった。「退去時に高額の原状回復費用を請求された」などの内容だった。「化粧品」の14件、「美容サービス」の9件などが続いた。

 代表的なトラブルの事例とアドバイスをまとめた。

【ケース1】

 会員制交流サイト(SNS)で知り合った人に「もうかる仕事がある」とネットビジネスを紹介され、ノウハウが分かるDVDの購入を勧められた。お金がないと断ると、消費者金融で借りるよう指示され、その通りにした。返済が負担になり解約したい。

【アドバイス】

 最近目立つケース。安易に借金すると多重債務に陥る危険がある。友人を紹介し、商品購入につながれば利益が得られるといったマルチ商法的な手法もあり、注意が必要。

【ケース2】

 18歳の娘がネット通販で初回特別価格千円の化粧品を契約。1回だけのつもりが2回目が届き、定期コースと分かった。2回目以降は1万円。業者にメールで解約を伝えたが返事がない。

【アドバイス】

 契約者が未成年の場合、両親などの同意なく結んだ高額契約は原則、取り消せる。広告で「お試し価格」「初回○×円」と表示されていても、定期購入が条件になっている場合があり、事前の確認が不可欠。

【ケース3】

 1回3千円の荷受け発送代行のアルバイトに免許証を示して応募し、届いた荷物を指示通り転送した。だが、勝手に自分名義のスマートフォンを契約され、毎月高額の通信料を請求される。

【アドバイス】

 「荷受け代行」や「荷物転送」のアルバイトと称した詐欺行為。運転免許証や健康保険証を悪用され、不正に契約された携帯電話が犯罪に利用される可能性もある。個人情報をネットで安易に伝えてはいけない。

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