姫路

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福祉施設職員らへの研修会でデザインの考え方を伝える畠さん=姫路市内
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福祉施設職員らへの研修会でデザインの考え方を伝える畠さん=姫路市内
デザインの視点で工夫された製品
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デザインの視点で工夫された製品

 心身に障害のある人らが作る授産品のデザイン性を高め、販路を拡大する取り組みが兵庫県姫路市で始まった。障害者の就労支援をより充実させるため、デザイナーで神戸市内の福祉作業所で理事を務める畠健太郎さん(38)が、福祉施設職員らの相談に応じる「福祉とデザインサポートカフェ播磨」を同市・二階町商店街のビル「レウルーラ姫路二階町」に開設。「おしゃれで売れる」製品づくりのノウハウを発信していく。

 「ポイントは誰に何を伝えたいか。友人に贈り物をするときのような感覚で製品の見せ方を考えて」。2月下旬、姫路市が市内で開いた研修会。畠さんは作業所の支援員ら約30人に製品改良例を写真で示し、呼びかけた。

 授産品は、就労による自立を目指す障害者が、福祉施設や共同作業所で訓練を兼ねて作る。小物や菓子が多く、店舗や地元の催しで販売。売り上げは「工賃」と呼ばれる報酬として障害者に還元されるが近年、その低さが課題になっている。

 県中播磨健康福祉事務所による授産品コンクールの審査員も担う畠さんは「ていねいに作った良い品が多いのに、魅力が埋もれている」と実感。デザイン性や文化性を高める必要があると考え、「現場の職員にアートの視点を身につけてもらい、裾野を広げたい」と拠点づくりを発案した。

 新設したサポートカフェでは、製品づくりの考え方を変えたり、パッケージや陳列の方法を工夫したり、販売ターゲットを明確にしたりするこつを伝授。畠さんは「デザインは、コンセプトを物に反映させること。発想を変えると製品は変わる」と話す。

 サポートカフェは予約制。相談は1時間で2千円(目安)。希望者は、メールhata@prism-d-labo.comか、ファクス078・330・1235で畠さんまで。(宮本万里子)

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