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石垣を築く方法について話す北垣総一郎さん=姫路市本町
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石垣を築く方法について話す北垣総一郎さん=姫路市本町

 世界文化遺産・国宝姫路城への理解を深める「姫路城講座・お城を守る」が18日、兵庫県姫路市本町の日本城郭研究センターで開かれた。石川県金沢城調査研究所名誉所長の北垣総一郎さん(78)=神戸市=が石垣を題材に講演し、約200人が伝統技術の魅力を学んだ。

 市立城郭研究室が「城を守る匠(たくみ)の技」をテーマに企画した計2回講座の最終回。北垣さんは、石垣研究の第一人者として知られる。

 この日、北垣さんは「姫路城は丁寧に石垣が整備された石の博物館だ」と切り出し、「穴太(あのう)」と呼ばれる石積み技能者が手掛けた「穴太積み」の歴史などを解説。穴太積みは姫路城のほかに、安土城(滋賀県近江八幡市)にもその特徴が残るとした。

 穴太の技法は時代によってさまざまだが、中でも形や大きさが異なる自然石を積み上げる手法に注目。「定めた勾配に合わせて、大きな石の間を小さな石で埋める。石の置き方は決まっておらず、一つとして同じように積まれた石垣はない」と説明した。

 その上で「石の形状に合わせながら、崩れないように『石が行きたい方』に積むという考え方。姫路城の石垣も、そうした石を自在に扱える職人の手で築かれた」と話した。(宮本万里子)

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