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スピーチに臨む木山智美さん=姫路市立高木総合センター
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スピーチに臨む木山智美さん=姫路市立高木総合センター

 外国にルーツを持ち、兵庫県姫路市で暮らす子どもたちによる「日本語・多言語スピーチコンテスト」が20日、同市花田町小川の市立高木総合センターで開かれた。ベトナムやフィリピン、中国の小中学生14人が出場し、日ごろ考えていることや胸に秘めた熱い思いを、日本語や母国語で元気よく語った。

 市民団体「ひめじベトナム人支援者懇話会」の主催で13回目。ベトナム人を対象に始まり、2年前から多言語で参加者を募っている。

 「漢字」をテーマに話したのは、ベトナム国籍の城東小5年の男子児童(11)。漢字の宿題が一番苦手で、先生に漢字を使うよう指導されても気持ちが乗らなかったが、「書くうちに漢字が書けるようになることに気付いた」といい、「少しでも漢字を覚えたい」と前向きになった。

 父が日本人で母がフィリピン人の豊富中3年の女子生徒(15)のテーマは「世界は一つ」。

 ある日、小学校で母国について学んだ。貧しい国と習い、同級生からの「汚い国で生まれたのやろ」という発言に心を痛めた。母には伝えられなかった。

 しかし、沈む気持ちを救ったのは、ある友人の一言だった。

 「外国生まれなんてかっこいい。私はもっとフィリピンを知りたいよ!」

 女子生徒はこう結んだ。

 「日本には多様なバックグラウンドを持つ人が住みます。違いを認め、尊敬し合う勇気を持ってほしい。世界が一つになれるよう願っています」(金 旻革)

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