姫路

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 重い心身障害がある人の療養や介護を支える「重度障害総合支援センタールルド」が、姫路聖マリア病院(兵庫県姫路市仁豊野)内に完成し、4月から業務を始める。総合病院内での開設は全国的に珍しく、家族も含めて医療、生活の両面からのサポートを目指す。

 同病院を運営する社会医療法人財団聖フランシスコ会が整備。県と市の事業指定を受けており、同様の施設は中・西播磨地域では初の開設となる。

 センターは地上4階、地下1階建て、延べ床面積約7400平方メートル。計80床の居室や診察室、リハビリテーション室に加え、和室や台所、浴室がある「家」のような機能を持つ在宅移行支援室などを備える。

 同法人によると、重度障害者は治療が中心の入院か、家族の負担が大きい在宅かを迫られているのが現状。特に子どもは、家族とのコミュニケーションや成長に応じた関わりが必要だが、十分対応できていないという。

 同センターは「暮らし」という観点を重視。医師、看護師のほか、保育士や介護福祉士、臨床心理士らを配置し、医療措置と日常生活が「共存」できるよう支援する。内装も木目を取り入れ、窓や広さを確保し、家庭的な雰囲気にした。

 小児科医の宮田広善・同センター長は「重い障害があっても、家族や他者との関わりを大切にしながら『暮らす』ことができる。それを実現する拠点として役割を果たしたい」と話す。(宮本万里子)

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