姫路

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 着物を染める伝統技法や道具を紹介する特別展「型染と型紙-播州三木とその周辺」(神戸新聞社など主催)が15日、兵庫県姫路市書写の書写の里・美術工芸館で始まった。江戸から明治期にかけて、三木市などで盛んだった染色文化を約160点の資料で伝えている。

 型染めは、彫刻刀などで文様を彫った和紙の型紙を使って着物に図柄を描く染色技術。三重県・伊勢が一大産地だったが、近年の研究で三木でも型紙を売る「型屋」が数多く存在したことが明らかになっている。

 特別展では、さまざまな型紙と、型染めの羽織や反物などを展示。小さな点を縦横に整然と彫り、武士の裃に多用された型紙「通し」のほか、二つの型紙を組み合わせて濃淡のある藍色の図柄が描かれた着物などが目を引く。

 三木の型紙は約50点を紹介。確認されている中で最古の「稲束に蛇籠散し」は1805(文化2)年作製との記録が残る。姫路藩の名産だった高砂染の反物や京都の型紙などもある。

 山本和人学芸員は「日本独特の文化を知ってもらえたら」と話している。

 5月28日まで。午前10時~午後5時(入館は午後4時半まで)。同館TEL079・267・0301

(金 旻革)

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