姫路

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特攻隊の展示物が並ぶ会場=姫路市西延末
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特攻隊の展示物が並ぶ会場=姫路市西延末
白鷺隊と同じ配置の座席に座る子ども=姫路市西延末
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白鷺隊と同じ配置の座席に座る子ども=姫路市西延末

 太平洋戦争末期、戦闘機もろとも若い命をささげた特攻隊について紹介する企画展「南の空に散った若者たち-姫路海軍航空隊(白鷺隊)と特攻」が22日、兵庫県姫路市西延末の市平和資料館で始まった。特攻隊員の遺書や写真、戦闘機の模型など約200点を展示し、平和の尊さを伝えている。7月3日まで。

 戦闘機に爆弾を搭載し、敵艦などに体当たり攻撃する「特攻」をテーマにした同資料館の企画展は、1998年以来、19年ぶりになる。

 会場では、戦争によって技術開発が進んだ航空機の歴史を年表などで解説。43年10月に組織された白鷺隊の訓練施設として、現加西市に建設された鶉野飛行場についても、戦時中の写真を示した。

 特攻隊員が身に着けていたブーツやズボンなどの実物も展示。隊員が「3人一組」で乗り込み、特攻へと向かった戦闘機の実物大の座席も並ぶ。

 3人乗りだった白鷺隊は、21機で63人が鶉野から鹿児島県の串良を経て飛び立ち、戦死した。そのうちの一人で、22歳で亡くなった現上郡町出身の溝川隆さんが「良き死(に)場所を得たと喜びながら私は出て行きます」とつづった遺書のコピーも公開している。

 小学校1年の長男と夫の家族3人で訪れた姫路市飾磨区の会社員(38)は「特攻も戦争も、想像もつかない世界だったが、展示を通じて少し実感できた」と話していた。

 無料。午前9時半~午後5時(入館は午後4時半まで、月曜休館)。同資料館TEL079・291・2525

(宮本万里子)

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