姫路

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 播磨地域を自転車で周遊してもらう仕掛けづくりを、兵庫県姫路市などが進めている。自転車ごと移動できるバスを走らせたり、マップを作ったりと魅力向上に工夫を重ねる。新緑の季節を迎えた播磨。自転車を駆って、山や川を訪れてみてはいかがだろうか。(金 旻革)

 国の「日本遺産」に認定された国内最古の産業道路「銀の馬車道」(飾磨港~生野鉱山)を観光客らに自転車で巡ってもらうため、姫路市と神姫バスは自転車を運べる路線バス「サイクルバス」の運用を始めた。JR播但線の新野(神河町)-生野(朝来市)間の約16キロを運行し、同社は「播磨の観光客増加につなげたい」と意気込む。

 姫路など播磨8市8町による「播磨連携中枢都市圏」の観光活性化事業の一環。事業を委託された神姫バスが近年のサイクリングブームを追い風に考案した。

 銀の馬車道は日本の近代化を支えた道路で、4月28日、文化庁が日本遺産認定を発表し、注目を集める。

 運用を始めたサイクルバスは、かつて馬車道が通った国道312号の、自転車では厳しい上り坂が続くルートを走る。バス1台に自転車2台を積み込めるといい、同社は「新たなおもてなしとして身近に感じてもらえたら。地元住民にも通学や買い物の際に使ってほしい」と呼び掛ける。

 一方、約50キロの馬車道は「サイクリングにちょうどよい距離」(市担当者)でもあるという。市が今年3月、播磨の13カ所で実施したサイクリスト203人への聞き取り調査でも、片道の走行距離は、最多は「5キロ未満」(約22%)だが、40~60キロを走ると答えた人を合わせた割合は計約17%に上った。さらに、4割近い人が「自転車の分解が不要なバスがあればうれしい」と回答したという。

 市地方創生推進室は「初級や中級のサイクリストにとってバスは便利なはず」とニーズの高まりに期待を寄せる。

 バスは、平日は2往復、土日祝日は3往復。途中、ヨーデルの森(神河町)などでも乗降できる。運賃はJR新野駅-JR生野駅西口間400円など。自転車の運搬料は1台200円。神姫グリーンバスTEL0790・32・1021

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