姫路

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祭礼絵馬について講演する今藤久夫さん=姫路市白浜町甲
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祭礼絵馬について講演する今藤久夫さん=姫路市白浜町甲

 「灘のけんか祭り」で知られる松原八幡神社(兵庫県姫路市白浜町)に奉納された祭礼絵馬から祭りの変遷を探る歴史講座がこのほど、同町の市立白浜公民館であった。地元生まれで市文化財嘱託調査員の今藤久夫さん(70)が講師となり、絵馬や古文書を読み解いた。

 絵馬は同神社の絵馬堂にあり、1800年代に制作されたとみられる。高さ約1・5メートル、幅約6・3メートルと県内最大級とされ、制作者や奉納の目的は不明という。

 当時の祭礼の様子や地域の風景が描かれ、同神社から御旅山へ向かう人々や3基の神輿、獅子檀尻などが見てとれる。

 今藤さんは、当時の祭りについて「流鏑馬やかごに乗った僧侶なども描かれ、神事としての側面が強かった」と指摘。獅子檀尻や屋台の原型とされる「神輿太鼓」などの出し物は氏子が始め、現在の祭りの源流になったとした。

 当時の祭りを記した古文書には「今後、氏子同士のけんかを慎むべし」との記述があるという。今藤さんは「けんかが絶えなかったことを示している。威勢のいい気性は当時から変わっていないようだ」と笑いを誘っていた。(伊田雄馬)

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