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初公開された茶々への手紙に見入る来館者=姫路市本町、兵庫県立歴史博物館
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初公開された茶々への手紙に見入る来館者=姫路市本町、兵庫県立歴史博物館

 豊臣秀吉(1537~98年)と兵庫県との関わりをテーマに、県立歴史博物館(姫路市本町)で開かれている特別展「ひょうごと秀吉-近年の新紹介資料を交えて」(神戸新聞社など主催)では会期中、専門家による講演会や、合戦の跡地を巡る見学会など多彩な催しが企画されている。同館は展示と合わせ「人間味あふれる秀吉の魅力を、さまざまな角度から楽しんでほしい」と呼び掛ける。

 秀吉は、本能寺の変(1582年)までの約6年間を兵庫で過ごし、最後の2年間は姫路城主として播磨を拠点とした。但馬、因幡(鳥取県)、備前(岡山県)などを次々と制圧し、天下統一に向け「花を咲かせた」時期と言われる。

 特別展は、そうした足跡をたどる書状や肖像画など計192点を展示する。

 秀吉について、藪田實館長は「事務能力にたけた人物」と説明。会場には「太閤(たいこう)検地」の検地帳など仕事ぶりを伝える資料が並ぶ。

 また、秀吉は「筆まめ」でも知られる。今回、側室の茶々に宛てた手紙や、細かい指示をつづった家臣への書状など初公開を含む多くの文書を紹介。藪田館長は「書き物を通して秀吉の人物像や人間関係に思いをはせてほしい」と話す。

 関連の催しは次の通り。

 10月22日午後2時=秀吉の家臣・石田三成がテーマの講演会。講師は太田浩司・長浜市長浜城歴史博物館前館長。先着100人。300円▽10月28日、11月19日午前11時=担当の前田徹学芸員による解説。特別展観覧料が必要▽10月29日午後2時=東京大史料編纂所・村井祐樹准教授の講演会。先着100人。無料。

 11月5日午後=三木市で現地見学会「三木合戦付城跡を歩く」。定員20人。交通費など負担▽同12日午後1時半=イーグレひめじ(姫路市本町)で藪田館長、脇田修・大阪歴史博物館前館長、北川央・大阪城天守閣館長の「館長鼎談」。旭堂南海さんの講談も。定員320人。見学会と鼎談は要申込。往復はがき(イベント名、住所、名前、年齢、電話番号を明記)で見学会は10月24日必着、鼎談は同31日必着。応募多数の場合は抽選▽11月23日午後2時=前田学芸員の講演。先着100人。無料。

 特別展は11月26日まで。大人千円、大学生700円、高校生以下無料。月曜休館。同博物館TEL079・288・9011

(宮本万里子)

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