姫路

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セミナーで礼儀作法を学ぶ子どもたち=2017年夏、姫路市双葉町、兵庫県伝統文化研修館(県中播磨県民センター提供)
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セミナーで礼儀作法を学ぶ子どもたち=2017年夏、姫路市双葉町、兵庫県伝統文化研修館(県中播磨県民センター提供)
開館1年を迎える兵庫県伝統文化研修館(県中播磨県民センター提供)
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開館1年を迎える兵庫県伝統文化研修館(県中播磨県民センター提供)

 日本の伝統文化に親しむ施設「兵庫県伝統文化研修館」(姫路市双葉町)が11月で開設から1年を迎える。地元出身の女性舞踊家が県に寄付した邸宅を活用して誕生し、これまでに小中学生が歌舞伎や和楽器に触れるセミナーなどを開催し、延べ約千人が集まった。県などは節目に合わせ、11、12月に記念の講演会や創作舞踊発表会を催す。

 同館は、舞踊家で芸術文化プロデューサーの濱田昌子さん=神戸市中央区=が、自身の邸宅を文化の交流拠点に生かしたいと昨夏、県に寄付した。

 建物は、文化財修復を手掛ける職人らが2004年に建築。鉄骨2階建て、延べ床面積約290平方メートル。檜板舞台(約30平方メートル)や広間(約20平方メートル)を備える。

 施設の運営内容は、濱田さんら文化人を中心につくる同館活用推進協議会が「伝統文化の継承、普及、発展に寄与する」という趣旨に沿って考える。16年度は、文化を題材にした講演会や高校生による箏曲などの発表の場に開放した。

 17年度は、児童・生徒が着付けや礼儀作法、舞などを学ぶセミナーや、座禅の講座、カナダの大学教授らが茶道などを体験する「迎賓館」などに活用。16年度は延べ約360人、17年度(9月末現在)は同約600人が同館を訪れた。

 濱田さんは「文化力を育む場所として理想通りに場が生かされた。引き続き深い意味で日本文化に触れる機会を重ねたい」と話す。

 記念行事(神戸新聞社など後援)第1弾は11月19日午後1時から同館で。紛争が続いたバルカン半島の民族共栄を願い、バルカン室内管弦楽団を設立した世界的指揮者の柳澤寿男さんが文化が持つ力や異文化交流をテーマに語る。無料。定員100人。申し込みは10月31日まで。

 第2弾は12月17日午後1時から、姫路市西駅前町の姫路キャスパホールで。人間国宝の三味線奏者、五代目常磐津文字兵衛さんが演奏を交えて音楽の魅力を伝えるほか、濱田さんらの指導を受けた中学・高校・大学生らが「仲間」と題した創作舞踊を披露。高校生が日本文化について意見を交わすシンポジウムもある。無料。定員330人。11月30日までに申し込む。

 記念行事はいずれも応募多数の場合は抽選。県中播磨県民センター県民課TEL079・281・9196

(宮本万里子)

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