姫路

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姫路市の魚吹八幡神社が21日、秋季例祭の宵宮を迎え、名物の「提灯練り」が披露された。台風21号の接近で強まる雨をものともせず、「エーノンジャー」と声を上げた男たちが竹の先に付けた提灯を激しくぶつけ合った=21日夜、姫路市網干区宮内(撮影・小林良多)
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姫路市の魚吹八幡神社が21日、秋季例祭の宵宮を迎え、名物の「提灯練り」が披露された。台風21号の接近で強まる雨をものともせず、「エーノンジャー」と声を上げた男たちが竹の先に付けた提灯を激しくぶつけ合った=21日夜、姫路市網干区宮内(撮影・小林良多)
雨中の練り合わせで、屋台を宙に放り投げる大技「チョーサ」を決める氏子たち=姫路市網干区和久
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雨中の練り合わせで、屋台を宙に放り投げる大技「チョーサ」を決める氏子たち=姫路市網干区和久
雨の中、檀尻を引く氏子ら=姫路市網干区垣内
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雨の中、檀尻を引く氏子ら=姫路市網干区垣内

 21日、宵宮を迎えた魚吹八幡神社(兵庫県姫路市網干区宮内)の秋季例祭。朝からあいにくの雨となり、檀尻巡行や屋台練りを中止する地区もあったが、天候をものともせずに実施した地区は、氏子らが威勢のいい掛け声を雨空に響かせた。夜には提灯を付けた長い竹をぶつけ合う名物の「提灯練り」も披露された。

 同神社は、播磨地区で最大とされる氏子25地区を抱える。

 屋台があるのは18地区。雨のため、屋台練りを中止する地区もあったが、多くの地区は屋台をビニールシートで覆い、ルートを短縮しながら地区を練った。檀尻も雨の影響を受け、垣内地区が唯一、冷たい雨を吹き飛ばすようにぬれた道路で豪快に引いた。

 「引いたー、引いたー、ソレ、ヤッショイ」

 綱の長さは約100メートル。檀尻の上で氏子がうたう謡曲に合わせ、紫色のはちまきに締め込み姿の氏子や子どもたち約200人が、綱を上下に揺すりながら、巨大な檀尻をゆっくりと引いた。

 同地区の合田潤一さん(53)は「安全第一だが、何とか祭りを盛り上げたいと、みんなで話し合って実施を決めた。子どもたちが楽しそうなのがうれしい」と笑顔を見せた。

 JR網干駅北には午後3時、5台の屋台が集結。担ぎ手たちは大声を上げながら屋台を一気に頭上に差し上げ、空中に放り投げる「チョーサ」を何度も披露した。傘を差して見守る観衆から大きな拍手が起きた。

 坂出地区に引っ越して来たという男性(28)は祭り初参加。「雨でも氏子たちの意気込みは変わらず、圧倒された。地域のきずなも深まり、忘れられない経験ができた」と、汗と雨でぬれた顔をぬぐった。

 同神社の沢弘隆宮司は「日本人は古来、自然とともに生きてきた。雨も天の恵み。みんなで祭りを楽しんでほしい」と話した。(木村信行、小林良多)

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