姫路

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強風で全壊した春日神社の拝殿=神河町吉冨(撮影・三宅晃貴)
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強風で全壊した春日神社の拝殿=神河町吉冨(撮影・三宅晃貴)

 非常に強い台風21号は23日未明に兵庫県に最接近。強い風雨で西播磨では人が転倒しけがをしたり、強風で建物の屋根が飛ばされたりする被害が相次いだ。神河町では文化財の神社拝殿が崩落し全壊。大雨などで道路が通行止めにもなり、鉄道も運転を見合わせ交通への影響は広範囲に及んだ。

 姫路市によると、同日未明、男性(59)が自宅車庫のシャッターを風で飛ばされないように押さえていた際、左手の指先を約2センチ切った。別の男性(54)は自転車で走行中、垂れ下がった電線に首が引っかかって転倒し頭を打撲。いずれも軽傷だった。

 市内では同日午前0時すぎ、33・7メートルの最大瞬間風速が観測され、強風に見舞われた。

 神河町吉冨の春日神社は、拝殿(高さ約5・5メートル、幅約10メートル)の屋根が押しつぶされるように倒壊。18世紀中期に建立された県指定文化財で、地域住民らが同日午前から部材の破片などの回収作業に追われた。

 姫路市夢前町でも建物の屋根が飛ばされ、道路に落ち通行止めに。宍粟市では家屋のトタン屋根が飛ばされたほか、鳥取県につながる国道29号は雨量が規制値に達するなどし3区間計約21キロで通行が規制された。

 各地で避難所が開設され、姫路市は公民館など計72カ所を開放。土砂崩れがあった辻井9丁目で57世帯191人に避難勧告を発令し、自主避難を含む計17世帯52人が一時避難した。ほかに神河町や福崎町でも一部の住民が避難したという。

 JR西日本は22日、姫新線や播但線などで運転を見合わせ、影響は23日まで続き運行ダイヤが乱れた。(まとめ・金 旻革)

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