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高尾ビルの解体工事で地中から抜き取られたくい。鋼材が外側に曲がっていた=姫路市高尾町(市提供)
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高尾ビルの解体工事で地中から抜き取られたくい。鋼材が外側に曲がっていた=姫路市高尾町(市提供)

 兵庫県姫路市は、解体工事を進めていた旧市営モノレールの駅舎ビル「高尾ビル」(同市高尾町)の跡地について、観光バスの駐車場として暫定利用する方針を決めた。ビルを支えていた鋼材のくいを抜く作業を断念したため、新たなビルやマンションなどの建設は難しいと判断した。

 高尾ビルは1966(昭和41)年、モノレールの開業に合わせて日本住宅公団(現UR都市機構)が市有地に建設。10階建ての3、4階部分に中間駅「大将軍」があったが、開業から2年足らずで閉鎖された。モノレールも8年で運行を終えた。

 その後も住宅や飲食店が入居していたが、老朽化で耐震性に問題があるとされ、市とURは2012年末に解体に合意した。

 市は昨年から工事に着手。今年9月、ビルの基礎に使われたH鋼のくい199本の撤去作業に入った。しかし、2本目で機械が破損し、地中でくいが曲がる変形を確認。別の工法も試みたが、振動が周辺地域に及ぼす影響が大きく、断念したという。

 これを受けて市は、新たなビルやマンション建設などへの転用は不可能と判断。市議会に、解体工事費からくいの撤去費約1800万円を減額する議案を提出し、可決された。

 市管財課は「地面の掘り起こしが必要な高層ビルなどの開発は難しいが、駐車場として活用しながら、跡地利用のあり方を検討したい」としている。(金 旻革)

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