姫路

  • 印刷
桂米団治さん
拡大
桂米団治さん
坂東大蔵さん
拡大
坂東大蔵さん

 姫路ゆかりの落語家・桂米団治さん(59)の独演会が来年1月8日、兵庫県姫路市総社本町の市民会館である。人間国宝の父・故桂米朝さんが約40年前に故郷の姫路で始め、米朝、米団治(小米朝)の「親子会」を経て引き継いだ単独落語会で、今回で10回目。節目を記念し、米朝さんの親友で、姫路在住の日本舞踊家・坂東大蔵さん(87)が特別ゲストで出演し、花を添える。

 姫路での独演会は米朝さんが1973年から毎年開催。2005年から親子会になり、09年からは米団治さんの独演会として続く。

 17年は1~3月に、県立歴史博物館(同市本町)で米朝さんの足跡を過去最大規模でたどる特別展が開かれ、米団治さんは何度も会場に足を運んでアピールに尽力した。「父の業績を多くの人にあらためて知っていただき、面はゆくも、うれしかった」と振り返る。

 18年は米団治襲名から10年、芸能生活40年、60歳の還暦を同時に迎える年。当日は、年始にふさわしい「正月丁稚」、芝居好きの質屋の物語「質屋芝居」、米朝さんも若いころから演じたという「高津の富」の3作品を披露する。「落語家として集大成の年の初めを飾る舞台になる。楽しんでいただきたい」と話す。

 また今回、「姫路での独演会をずっと応援してくれた大切な存在」という坂東さんに「感謝の気持ちを伝えたい」と出演を依頼した。

 坂東さんは姫路生まれ。17歳で日舞を始め、劇団前進座(東京)で主に女形の俳優として活躍後、29歳で帰郷。教室を開くなどして伝統芸の道を歩んできた。5歳上の米朝さんと出会ったのは、終戦間もないころ。芸能文化に関心を持つ2人はすぐに意気投合。米朝さんが坂東さんを「もりちゃん」、坂東さんは米朝さんを「きよしさん」と本名で呼び合う仲になり、親交を続けた。

 独演会では、米団治さんが高津の富を上演する前に登場し、約10分間にわたり踊りを披露するという。「赤ん坊のころから知っている」という米団治さんに向けて「お祝いのつもりで踊りたい」。なお米朝一門の桂紅雀さん、桂米輝さんも出演する。

 午後2時開演。一般4500円、高校生以下2500円。姫路労音TEL079・288・6600

(宮本万里子)

姫路の最新
もっと見る

天気(1月23日)

  • 8℃
  • 3℃
  • 20%

  • 6℃
  • 0℃
  • 70%

  • 8℃
  • 3℃
  • 20%

  • 7℃
  • 1℃
  • 20%

お知らせ