姫路

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全従業員解雇の方針が示されたヤマトヤシキ姫路店=26日午後、姫路市二階町(撮影・小林 良多)
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全従業員解雇の方針が示されたヤマトヤシキ姫路店=26日午後、姫路市二階町(撮影・小林 良多)

 創業112年の播磨を代表する「老舗」が消える-。全従業員を解雇し、会社の清算を検討している百貨店のヤマトヤシキ(本社・姫路市)。すでに来月末での閉店が決まっていた姫路店の利用客は「さみしくなる」とぽつり。近隣の商店主からは「全員解雇はあまりにショック」と、顔なじみの従業員の今後を心配する声が漏れた。

 「ヤマトヤシキで仕立てたスーツは会社員のステータスだった」

 同店の向かいで40年以上営業する喫茶店「はまもとコーヒー」の代表で、姫路御幸通商店街振興組合専務理事の浜本卓弥さん(56)は振り返る。

 1970年代ごろ、同店は活況を呈していた。おもちゃ売り場などに立ち寄り、食事をするのが休日の楽しみだったといい、浜本さんは「地元を代表する百貨店。経営が苦しい中、会社清算は仕方ないのかもしれない」と残念がった。

 解雇される従業員の先行きを心配する声も。

 同店近くの自営業の男性は「顔なじみの従業員も多かった。それぞれの生活もあるだろうし、気の毒だ」と声を落とした。

 男性によると、昨年末に閉店が発表されて以降、従業員から「自分たちはどうなるのか」「何も知らされておらず心配だ」と、不安の声を毎日のように聞いていたという。

 週に一度、食料品や衣料品を買いに来るという60代の女性は「街で見掛けたら手を振って話をするほどなじみの従業員もいた。会えないかもしれないと思うとさみしい」とこぼした。

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