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渡来人が住んでいたとみられるかまど(左下)付きの竪穴建物跡=姫路市市之郷
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渡来人が住んでいたとみられるかまど(左下)付きの竪穴建物跡=姫路市市之郷

 兵庫県姫路市埋蔵文化財センター(同市四郷町)は、同市市之郷の市之郷遺跡で、古墳時代中期の竪穴建物跡6棟が見つかったと発表した。うち1棟で5世紀前半に使っていたとみられるかまどが確認された。同センターは「かまどを持つ竪穴建物は日本古来ではない。この頃から渡来人が住み始めたと考えられる」としている。

 JR東姫路駅周辺に広がる同遺跡は、弥生時代から中世の集落跡。1995年から断続的に発掘調査が行われ、朝鮮半島からの渡来人の居住を裏付けるかまど付きの竪穴建物や韓式系土器が見つかっている。

 今回の調査地点は同遺跡の東端の約666平方メートル。高齢者向け住宅の建設工事に伴い、昨年10月から発掘調査をしていた。

 竪穴建物跡はいずれも方形で、一辺の長さは約3~5メートル、深さは約40~50センチ。うち最も小さな建物跡から造り付けのかまどが見つかり、5世紀前半の土師器で高坏の一部や韓式系土器の破片が出土した。

 土器の特徴から、かまどを持つ建物の中でも最も古い時期に住居として利用されていたとみられるという。95年に県が調査した際に、南東約30メートルの場所でも同様の建物跡が見つかっており、センターの担当者は「5世紀前半には渡来人の集落があったことがうかがえる」としている。

 現地説明会は28日午後1時半から。1時間程度で小雨決行。同駅から東約100メートル。同センターTEL079・252・3950

(三島大一郎)

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