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3月以降の営業継続を伝える張り紙=姫路市二階町
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3月以降の営業継続を伝える張り紙=姫路市二階町
ヤマトヤシキ姫路店の店内とつながる中井三成堂の3階入り口=姫路市二階町
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ヤマトヤシキ姫路店の店内とつながる中井三成堂の3階入り口=姫路市二階町

 2月末で閉店するヤマトヤシキ姫路店(兵庫県姫路市二階町)の一角にある老舗の額縁・画材専門店兼画廊「中井三成堂」は、3月以降も営業を続ける。同じ建物内にあるため、同店のテナントや画材売り場だと勘違いされ、同時に閉店すると思い込んだ客から問い合わせが相次ぐ。同画廊は「うちは全く別の店。閉店しない」とし、店頭に張り紙を掲げて営業継続を知らせている。(宮本万里子)

 中井三成堂は、中井晃社長(62)の曽祖父が1888(明治21)年ごろ、現在と同じ場所で印刷店を開いたのが始まり。ヤマトヤシキが洋品雑貨商「米田まけん堂」として創業したのは、その18年後だった。

 次第に印刷店から額縁販売などに業態を変え、終戦間際の姫路空襲で焼けたが、戦後に元の場所で再建。半世紀ほど前、ヤマトヤシキの増築に伴い、同店の北西角に入る形で地上3階、地下1階の店舗になった。

 1階入り口は二階町商店街に面しているが、2、3階はヤマトヤシキ店内とつながり、多くの買い物客らが利用する。「百貨店からも客が来る」と好評で、ギャラリーはほぼ毎日、地元の作家や芸術団体の作品展に使われてきた。

 昨年末、同店の閉店が明らかになると、市内外から電話などで「一緒に閉まるのか」と問い合わせが殺到。中井社長は「うちも閉まると思われたら困る」と考え、1月中旬、店内に「3月1日以降も営業を続けます」と記した紙を張りだした。二階町商店街側の入り口のみを使うという。

 閉店決定は「突然で戸惑った」といい、ヤマトヤシキ側からの説明もないという。中井社長は「3月から2、3階の出入り口はシャッターで閉ざされる。客足への影響が心配」と不安を漏らしつつ、「変わらず営業することを知ってもらい、これまで通り来店してほしい」と話す。同店TEL079・282・1575

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