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郷土の生活や歴史を市民がつづった書物が読める「しらさぎ文庫」=姫路市役所
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郷土の生活や歴史を市民がつづった書物が読める「しらさぎ文庫」=姫路市役所

 兵庫県姫路市は、城内図書館などが所蔵する郷土資料をインターネット上で閲覧できるサイト「はりまふるさとアーカイブ」に、市民らがつづった本が読める「しらさぎ文庫」を新たに開設した。江戸末期や明治期の人々の息遣いが伝わる25点を公開している。

 市は2016年7月、同サイトを立ち上げ、古文書や古地図、姫路城の修理図面などの公開を開始。城内図書館や城郭研究室(同市本町)の蔵書のデジタル化に取り組み、計1230点が閲覧できる。

 しらさぎ文庫は、同館が所蔵する市民執筆の出版物を紹介する。増刷されておらず、新刊が入手できない生活誌や歴史記録の著書が対象。出版年は昭和初期から平成。同館が著者にネット公開の承諾を得た。

 1970年に出版された「明治の姫路百景」では、1899(明治32)年生まれの著者が撮影、収集した写真を盛り込んで当時の姫路城外観や市役所庁舎などの風景を記録している。

 92年刊行の「殿さんと撫子-明治期播磨の農夫口伝」は、著者が1861(文久元)年生まれの祖母に聞かされた昔話を播州弁の口語調でまとめている。おおらかな若い殿様がナデシコの花をめでる様子を垣間見て、「芝居に出て来るお殿さんそっくりやった」とつづった文章などがある。

 同館の担当者は「デジタル化で利用しやすくなる。郷土学習に生かしてほしい」と話す。資料は今後も順次公開する。

 二次利用の申請は同館TEL079・289・4882

(金 旻革)

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