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姫路城マラソンでの健闘を誓う前回女子優勝者の小河亜衣さん=姫路市本町
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姫路城マラソンでの健闘を誓う前回女子優勝者の小河亜衣さん=姫路市本町

 11日に開かれる「世界遺産姫路城マラソン2018」(神戸新聞社など共催)のフルマラソン(42・195キロ)に、前回大会の女子優勝者で看護師の小河亜衣さん(44)=兵庫県姫路市北条=が一般参加で出場する。仕事と双子の娘の子育てを両立しつつ、夫と二人三脚で練習を重ねてきた市民ランナー。勤務先の介護老人保健施設に入所する高齢者らに励まされ、記録を伸ばしてきたといい、「前回よりも速いタイムでゴールしたい」と意欲を燃やす。

 京都府木津川市出身。中学、高校時代はバレーボール部だった。9年前、外科医師の夫靖昌さん(45)の転勤で姫路へ。173センチの長身と経験を生かし、ママさんバレーを楽しんでいたが、走ることには全く興味がなかったという。

 マラソンとの出合いは、大学の陸上部出身でランニングを続けていた靖昌さんが、2011年の第1回神戸マラソンに「勝手に」応募したこと。「ゴールまで一緒に走るから」と言われたが、「絶対に無理だと思った」と振り返る。

 たまに5キロほどを走る軽い練習しかせず、臨んだ神戸の本番。並走する靖昌さんに「いけるいける」と引っ張られ、3時間38分台で完走した。「負けず嫌いの性分だけで乗り切った」

 翌年もフルの大会を3時間台で完走し、13年の大阪マラソンで初めて3時間切り(2時間58分7秒)を実現。「こつこつ練習し、ゴールした時の達成感にとりつかれた」。近年は各地の大会で上位に入り、実業団の選手らと肩を並べる。

 それでも「競技者ではなく、市民ランナー」ときっぱり。チームに所属せず、「名トレーナー」の靖昌さんと歩む。毎朝5時前に起き、家族の弁当を作り、靖昌さんと姫路城周辺を1時間走ってから出勤する。

 姫路城マラソンは3年前の初回から参加し、前回は自身初の優勝。「ママさん友だち、近所の人、職場の仲間。多くの人が応援してくれる姫路でのマラソンは一番力をもらえる」

 中でも背中を押されるというのが勤務先の高齢者の声援だ。大会後に出勤すると「よう頑張ったなあ」と涙ぐんでたたえてくれる人も。「寝たきりや車いすの人が大半。沿道に出られないけど、食堂に集まってテレビ中継を見ながらエールを送ってくれる。みんなが喜んでくれる結果を出したい」と今年も健闘を誓う。(宮本万里子)

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