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好古園へ株分けされた「金明孟宗竹」=姫路市本町、好古園
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好古園へ株分けされた「金明孟宗竹」=姫路市本町、好古園

 竹類研究の第一人者として知られた室井綽氏(1914~2012年)が兵庫県福崎町内に設けた竹専門の植物園跡からこのほど、希少な品種の竹が姫路城を望む日本庭園「好古園」(姫路市本町)へ株分けされた。同園は「天下のお城の隣にふさわしい竹の庭に近づいた」と喜んでいる。

 赤穂市出身の室井氏は静岡県の富士竹類植物園長などを務め、竹類やササの研究で功績を残した。後に福崎町の姫路学院女子短大(現神戸医療福祉大学)に勤務した際、学内に約500種をそろえた「姫路バンブー植物園」を開設。25年ほど前に閉鎖され、希少な竹が残されたままになっていた。

 一方、好古園内には約1400平方メートルの「竹の庭」があり、植栽の充実が課題だった。同大学に協力を求め4種20株を株分けできることになった。このうちモウソウチクの仲間「金明孟宗竹」は、金色の幹に緑色の筋が入る。中でも希少な縦じま型のため、ストライプのような模様が目を引く。

 かつて室井氏の下で同植物園開設に協力し、現在は好古園の業務に携わる男性(73)は「眠っていた希少な竹を再び見てもらえる形になってうれしい」と話していた。(小林良多)

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