姫路

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日没を前に半世紀の歴史に幕を下ろした回転展望台=いずれも姫路市西延末(撮影・小林良多)
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日没を前に半世紀の歴史に幕を下ろした回転展望台=いずれも姫路市西延末(撮影・小林良多)
営業最終日、展望台喫茶店の開店を待って大勢の人が朝から並んだ=25日午前、姫路市西延末(撮影・小林良多)
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営業最終日、展望台喫茶店の開店を待って大勢の人が朝から並んだ=25日午前、姫路市西延末(撮影・小林良多)
営業最終日の思い出を写真に収める家族連れ=姫路市西延末
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営業最終日の思い出を写真に収める家族連れ=姫路市西延末
52年にわたって回り続けてきた店内のフロア
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52年にわたって回り続けてきた店内のフロア
見納めの風景を写真に収める喫茶店の客
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見納めの風景を写真に収める喫茶店の客

 半世紀にわたり親しまれてきた兵庫県姫路市・手柄山中央公園の回転展望台が最終日を迎えた25日、市内外から大勢の人が思い出の地に詰め掛けた。4階の喫茶店で食事をしながら「見納め」の眺望を楽しんだり、外観を写真に撮ったりして名残を惜しんだ。(宮本万里子、谷川直生)

 回転展望台はこの日、4階の喫茶店「手柄ポート」に入店する客が午前6時ごろから並び始め、開店の午前10時には家族連れら約300人が長蛇の列を作った。

 同店は68席を備え、約14分かけて床面が360度回る。姫路城や播磨灘を眺めながらパフェやカレーを味わえ、3月に入ってからは平日でも混雑が続いた。

 最終日は長い人で4時間近く待つ人もおり、同店は本来より約4時間早い午後1時すぎ、「閉店しました」の看板を掲げて入店を制限。列に並びながらも店に入れなかった人には閉店後に特別に店を開放し、スマートフォンなどを手にした幅広い世代の人が最後の日をかみしめた。

 同店オーナーの北川静夫さん(69)は「閉店が近づいて連日、全国各地からのお客さんでにぎわった。最後に多くの人の記憶に残ることができてうれしい。これまで足を運んでくれた人に感謝です」と話した。

【回転展望台】1966年に開かれた姫路大博覧会のテーマ塔として姫路市西延末の手柄山中央公園に建設。高さ約21メートルの鉄筋コンクリート造りで、2本のアーチが展望台上部で交差する特徴的な外観は、当時の米ロサンゼルス国際空港管制塔を模したとされる。4階喫茶店の座席フロアが360度回転し、姫路城など市街地の眺望が楽しめた。老朽化のため市は解体方針を示したが、市民の惜しむ声を受け撤回。展望台を閉鎖し、モニュメントとして残すことを決めた。

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