姫路

  • 印刷
北館でコンサートを行った姫路高校フォークソング部(姫路高校提供)=姫路市山野井町
拡大
北館でコンサートを行った姫路高校フォークソング部(姫路高校提供)=姫路市山野井町
国登録有形文化財の和室と茶室の利用を想定する大正建築の望景亭=姫路市山野井町
拡大
国登録有形文化財の和室と茶室の利用を想定する大正建築の望景亭=姫路市山野井町
3階の講堂をコンサート会場として貸し出す姫路文学館の北館=姫路市山野井町
拡大
3階の講堂をコンサート会場として貸し出す姫路文学館の北館=姫路市山野井町

 姫路文学館(兵庫県姫路市山野井町)が館内の施設を舞台にした音楽コンサートを4月から始める。姫路城を一望できる講堂や書院建築の和室を市民に無償で貸し出し、クラシックやフォークなどを演奏してもらう企画。司馬遼太郎や阿部知二、和辻哲郎、椎名麟三らゆかりの作家にちなんだ展示には定評があるが、「親子連れや若年層に気軽に足を運んでほしい」と新展開に力を入れる。(伊田雄馬)

 同館は播磨ゆかりの文人の資料収集などを目的に市が1991年に開設した。館長はエッセイストの藤原正彦さん。地元に根差した意欲的な展示にファンは多いが、年間約8万人の来場者は大半が中高年という。

 同館が課題とするのが「住宅街という立地もあり、市民の目に触れる機会が少ないこと」(総務課)。若者にもアピールしようと、親子でくつろげる絵本スペースを設けたり、親子向けのイベントを企画したりしてきた。

 コンサートはその取り組みの一環で4月から月2回程度開催を目指す。会場は北館3階の講堂と隣接する書院建築「望景亭」。講堂は大きく取られたガラス窓から姫路城が望め、約150人が収容できる。一方、望景亭は大正期に建築された和風の木造建築。国の有形文化財に登録された和室と茶室で和楽器の演奏会を想定する。日本庭園を眺めながら音楽を楽しめる。

 今月21日には先行例として姫路高校フォークソング部が講堂で演奏会を開いた。約70人が訪れたという。部長の上野佳菜さん(17)は「景色もよかったし、何より音がよく響いた」と評価した。

 コンサートは約30分。申し込みは出演を希望する前月の15日まで。申し込み多数の場合は選考を行う。申込用紙は同館のホームページからダウンロードできる。同館TEL079・293・8228

姫路の最新
もっと見る

天気(12月11日)

  • 11℃
  • ---℃
  • 70%

  • 11℃
  • ---℃
  • 80%

  • 11℃
  • ---℃
  • 80%

  • 11℃
  • ---℃
  • 80%

お知らせ